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ブレる血糖!!

2012-10-10
今回はインスリンの調整にまつわる話をちとばかり。
前回は基礎インスリンの話だったのでまぁその続きのような感じで!
少し開きましたけど、ままマイペース更新で頑張っていくのでどうぞよろしくお願いします(∩´∀`@)

 と言うことで、8%の話から少し。
この数字、何の目安だと思われますか?以前にちょっと触れたこともあるので拙ブログをずっど見ていてくださる方ならすぐピンと来るかもしれません。「ミスター赤ヘル?」うん、それもタイムリーな話題ではありますが%の方も考えてみてください(^▽^;(若い世代にゃわからんか!?w)「消費税?」そうですね、それも生活に密接に関わり療養に影響を及ぼしかねない大事な事柄ですが、残念ながら僕はそっち関係どうにも弱いので…(~o~;「HbA1c?」はい、だんだん近くなってきました!しかしHbA1cはまた追々f(^ω^;

 と、さて恒例の独り小芝居も済んだので、やわらと本題入ってみたいと思います!(^ω^)v
総インスリンの8%以内、補正インスリン投与の目安です。「んなの知らねーよ!」って方もおられるかもですが、この数値はADA(アメリカ糖尿病協会)公認のカーボカウントガイド本でもたびたび登場する数値なのであります。
1日50単位打っている人なら4単位まで、30単位の人なら2-3単位までのインスリンで補正が済むようでないなら、もう一度基礎インスリンの設定もしくは食事時のカーボ/インスリン比の見直しを考えた方がいい、というガイダンスです。
この数値を多いと思いますか?はたまた少ないと感じますか?思いはそれぞれでしょうけど、僕が今回お話したいのはこれの裏返しの話、つまり基礎インスリンの設定やカーボ/インスリン比が適正であってもこの位は平然とぶれるということです。

 現在の持効型インスリンやインスリンポンプを用いた療法では基礎インスリンの24時間安定した供給が可能になり、超速効あるいは速効型インスリンの使い分けにより食後の血糖動態にマッチした生理的なインスリン供給を行えるようになりました。血糖コントロールの方法を考えていく上でとてもありがたいことですが、しかしこの事は時に適正なインスリン投与をしておけば後は自動操縦で血糖値をちょうどいい具合にコントロールできるものだと思いがちになるんじゃないかな!?な気がします。こんな言い方するとアレですが、例えば「いつもと同じインスリン打ったのになぜこの血糖値!?」とか「食べてもないのに何故血糖値がこんなにも??」とか、療養生活の中ではこういうこと結構ありますよね(^o^;) けれど、そうした血糖の変動も反応が軽度でそれまで同じ用量で問題が起きていないのなら、その投与量はあまりいじらない方がむしろ安全です。(その後しばらくは慎重にモニタリングする必要ありますが)インスリンは皮下注射である以上、投与のたびに1単位前後ぶれてしまうことはあるでしょうし、摂ったカーボも毎回毎回誤差なく同じ量に収まることはほとんど在りえません。インスリン以外の原因も数え上げればキリがありません。偶発的な血糖値の高低はある意味しばしば起こってしまうということ。勿論自己分泌が少しでもある方がこのぶれを小さくできることは言うまでもありませんが。。

 基礎インスリンと食事時のボーラスインスリンとで考えると、特に基礎インスリンの方はあまり変動させない方が良いと言われます。発症後間もない急性発症タイプの1型糖尿病の場合はしばらく慎重にモニタリングする必要あるでしょうけど、それ以外ではシックデイ以外で身体の容態が変化すること稀なので、まぁこれは納得のゆく処方だと思います。
  但し、運動習慣によるインスリン感受性の変化や女性の生理周期の変化は日々念頭に置いてコントロールする方がいいと思います。(これは個人的な話なんですが、僕の場合は仕事する日は活動量も多いので普段の休日では総インスリン量50数単位打っているところを基礎インスリン量を1-3単位、ボーラスインスリンを-20%ほど減らして調整してます。)あとは体重の増減-これはでもちょいちょい見ておいた方がいいかな!?おおむね2kgの増減がインスリン調整の目安です。成長・発育・老化-これも急に進むものではありませんが、特に成長期ではより注意が必要でしょう。食習慣の変化-個人差はあるが、しかり個体差はあまりないものですw でもなにかキッカケでガラリと変わってしまうようであれば基礎-ボーラスの見直し等々必要になるでしょう、と大体そんなとこでしょうか。
 そんなにないことを言いたいつもりが、結構挙げてしまいました でもどれも日々の暮らしの中で急に舞い込んでくるものでないことはご理解頂けると思います。(^▽^;

 結局何が言いたかったのかとゆーと、最近はカーボカウントおよびフレキシブルなインスリン療法の知識も広まり、それは勿論良いことだとは思うのですが只、理論の表面的な○カーボ打ったら●単位打つんだ、とか血糖値が○○だからすぐに●単位で補正だとか、そんな機械的なインスリン投与が結構行われているんでないかと心配なのです。目先の数値だけを捉え、インスリン量をいじくりまわすようなやり方は血糖値の変動を却って大きくしてしまいますし、血糖値の動向に過敏になりすぎることはQOLをむしろ下げてしまいます。

 カーボカウントはその理論に基づき、血糖動態のプロセスを系統的なアプローチでひとつひとつ読み取っていく作業を必要とします。いちいち細かいとこまで考えなきゃいけない面倒な作業に思われるかもですが、一度自分の中に取り込んでしまえば自然とそれが行えますし、つまりそういった考え方にできるように自分の思考をつくっていくことが強化インスリンの肝ではないかと思います。これも当たり前のことですが、インスリンを過去に遡って低血糖・高血糖を改善させるような使い方はできませんし、起こってしまった低血糖・高血糖のその理由を考え、立て直し、繰り返さないような方法を探し出していかなくてはなりません。偶発的な血糖動態はこの際外して考え、パターン化できるものを考えていきましょう。
 
 それはまるでパズルのような難解さであります。ですが、でも幸いなことにパズルもピースをちゃんと置くことができれば着実に完成に向かいます。一昔前なんかは1型糖尿病=コントロール不能な捉え方もありましたが、現在は数多の研究者の努力によって、コントロールの?解明のヒントがかなり解き明かされています。僕も勿論まだまだ氷山の一角もわかってないような立場でしょうけど、でも役に立ちそうな文献を拾い集め、自分でもよく納得できたものをこれからもご紹介していきたいと思います♪

一歩一歩、頑張っていきましょー(^-^)/
次はもっと具体的な話しにしたい~(ネタ募集w)

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まとめ【ブレる血糖!!】

今回はインスリンの調整にまつわる話をちとばかり。前回は基礎インスリンの話だったのでまぁその続きのよ

Comment

ペンちゃん!
コメントありがとうござます☆

仰る通り、頻回の補正は元の血糖コントロールを見失いがちになってしまいますよねf(^ω^;

インスリンを静脈投与できるならそのような方法もアリかもですが、残念ながらそういう訳にもいきません。
インスリンポンプではペン注射に比べて生理的な投与が可能になりますが、それでもインスリン投与の原則はアルゴリズム(血糖値の先読み)であることに変わりありません。
血糖のコントロールを1食ごとに見ることも大事ですが、レベルアップのためにはさらに1日おき、週内変動(仕事と休日のリズムとか)、女性の場合は月ごとの変動も念頭に置く必要があるかと思います。

過ぎた結果はどうしても取り返すことできませんが、それをフィードバックして明日以降のコントロールに活かしていくことが大事だと思います。

コツコツ頑張っていきましょー(^ω^)v
  • 2012-10-15│20:04 |
  • 16(いちろく) URL│
  • [edit]
No title
8%=A1cと思いました。
補正インスリン投与の目安なんですね

自分、気にせずパカパカ打ってました

○カーボ食べたら●単位打つんだ、とか血糖値が○○だからすぐに●単位で補正・・・やってます。

PENやPUMPになって液を機器に引かなくて良くなり、手軽に打ちやすくなったと思います。
食後上昇にいち早く対処できるメリットがありますが、頻回な投与はパターンを見失い、無くなるのではないかと思う時があります。

基礎インスリンの設定やカーボ/インスリン比を安定させながらブレとも範囲内で上手に付き合っていけたらと思います。

大変、勉強になりました。
  • 2012-10-15│17:58 |
  • 尼penguin URL│
  • [edit]

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プロフィール

16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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