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ウィーンからの便り!!

2014-10-02
今回は先日9/16~19日に開催された欧州糖尿病学会の1型糖尿病関連の記事を幾つか取り上げてみます

 毎年都市を変えて行われる欧州糖尿病学会。記念すべき第50回目はオーストリアのウィーンが開催地でした。
いいですね~音楽の都♪ ウィーン←って、その位しか認識ないですが ググってみたところオーストリアの主食はパン(蒸しパン)やじゃがいものようです。食の文化も各国で特色がありますよね、どれもホント魅力的です。いつか世界の各国と当地のグルメを巡ってカーボカウントで制覇した後、ips細胞で1型糖尿病を完治するのが僕の夢ですw

さて、そんなわけでまずは日経メディカルさんの記事から
新たなインスリン グラルギンU300の1型糖尿病に対する効果はU100と同等
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/flash/easd2014/201409/538495.html

グラルギンU300 製品名ToujeoⓇはサノフィ社の新しい基礎インスリン製剤。ランタスを3倍に濃縮した製剤です。現インスリン製剤はどれも100単位/mに統一されています。濃縮することでランタスの1/3の単位で緩やかに長い作用することが期待されています。日本でも治験が行われており近々に承認があるのでないでしょうか。
 また他に、リリー社の肝臓での活性が強い基礎インスリン製剤Peglispro(一般名:未定)も米国・欧州で承認されそうです、体重減少に効果があるそうですが肝機能への副作用が懸念されてたりします。。ランタスのバイオシミラー製剤(インスリンのジェネリック薬版)も来年あたり入ってくるでしょう。ノボ社の超速効型より速いインスリンも着々と臨床試験で成果を挙げているようです。
 選択肢が増えるのは歓迎ですが、インスリンポンプのバックアップ用のランタスも妊産婦用のレベミルがなくなってしまうのは困りものです。病院の物品管理も大変でしょうが、患者それぞれに合った製剤を使えるようにしておいて欲しいですね。

勃起不全、17年間で被験者の51%に発症1型糖尿病患者における健康関連の生活の質と密接に関連http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/flash/easd2014/201409/538479.html
 1型糖尿病男性の2人に1人は勃起不全(ED)だったという衝撃のニュースです 定義がどの程度だったのか分かりませんが、見過ごせない問題には変わりありません。性生活の満足度は日常の生活の質に関連します。生活の質の低下は心理ストレスの誘因となり、これはこれでまた生活の質の低下を引き起こします。糖尿病の合併症として勃起不全が起こることがありますが、加齢によっても段々と衰えていくものです。まず大事なのは決して自分で決めつけてしまわないことです。勃起不全の多くは機能面より心理面に問題があることが多いもの。糖尿病を抱えて生きるストレスや不安。現代では糖尿病でなくてもそのような症状がでる方は少なくありません。
 いざって時に機能しないケースでも朝方の生理的な勃起があるなら機能的におそらく問題がなく、そんな場合は心理ストレスの軽減に努めます。パートナーにもよく理解してもらえたらですね。女性でも心理ストレスの影響で濡れにくいなどの症状が出ることがあるようです。できるだけストレスフリーな生活、必要とあらば心理カウンセラーや泌尿器科で相談しましょう。
セルフチェックできるwebページのリンク貼っておきます。↓
EDネットクリニック.com http://www.ed-netclinic.com/about_ed/selfcheck.php

18歳未満の1型糖尿病患者でデグルデク+アスパルトは長期の血糖コントロールを改善
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/flash/easd2014/201409/538501.html

 デグルデクはトレシーバ、アスパルトはノボラピッドのこと。小児でもトレシーバが有効なことが示された報告です。長時間作用するインスリンは身体の小さな小児では作用が重複する時間帯が長くなり低血糖リスクが高くなる懸念があります。でも欧州は慎重な印象がします。日本の小児でも既にけっこう使用されてる印象です。良いことかそうじゃないことかは分かりませんがσ(^―^;

続いて医療関係の会員しか全文見られませんが、Meducal Tribuneの記事から
インスリン注射に比べポンプ療法で全死亡リスクが29%低下
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1409/1409053.html

 スウェーデンでインスリンポンプ療法をしている患者2,441例とインスリン頻回注射をしている患者1万5,727例の死亡率を平均7年間比較した試験の報告。インスリンポンプの群で全死亡リスクが29%低く,冠動脈疾患や脳卒中の発症リスクも43%低かったそうです。インスリンポンプ療法に取り組める=療養を積極的に取り組む意志と能力がある、ってバイアスもあるでしょうがそれにしても結構な差がついてます。ちなみに速効型インスリン(R)が主流だった頃の臨床試験DCCTでも、同程度のHbA1c値でインスリンポンプの方が合併症発生率が低かったことが示されています。日本はまだインスリンポンプの利用率が低いですが有効性が認められ管理費が安くなってほしいですし、利用者が増えポンパー同士のネットワークも向上していければいいなーと思ってますです。

最後、日本語でないですが
血糖測定不要の最新型CGM「Free style Libre」の臨床試験のデータが公開されました。
Youtube動画

何言ってるかわかんないけど、スライドでおおよそのイメージが掴めますw
 abott社の最新CGM機器。注目なのは較正のための血糖値測定が不要になった点。精度の心配はありますが、元より機器の誤差の少なさで定評があるabott社だけに期待感はあります。現在、日本でCGM機器の取り扱いがあるのはメドトロ社のみですが、製品ipro2ではまだ1日に4回の血糖測定による較正が推奨されており誤差もまだ大きいようです。
 日本でも様々なツールを自分好みで使用できるようになればなぁとつくづく思うのですが。まぁでもないものねだりばかりしてても埒あきませんし。さしあたり血糖測定機でもCGMでも誤差は付きものと考えましょう。低血糖対策は血糖測定機なら血糖値が80gm/dl程度、CGMなら90mg/dl程度を目安にするのがいいかも知れません。メドトロさんのCGMは低めに出やすいみたいな話を聞いたことがあります。機器ごとの特徴を捉えておくのも有用です、機器によって誤差が出やすい・実際の数値より低めに出やすいなどのクセがあったりします。web検索で結構情報拾えたりしますから、自分の使っている機器がどうかって調べてみるのもいいかも知れませんね。

以上。 
欧州糖尿病学会は発表された講演やポスターを公開してるので、今回取り上げたものの他にも気になるものをまた調べてみたいと思ってます。⇒ http://www.easdvirtualmeeting.org/
英語の勉強にもなって一石二鳥?! 秋の夜長に辞書を片手にぼちぼちやります
でもこんな生活が異性との関係を疎遠にしている気もするなぁ… ←フラグ

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16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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