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血糖測定が嫌い!!

2014-11-04
1型糖尿病患者の21%

アメリカで行われた全国調査での結果だそうですが、何の数字だと思われますか?
カーボカウントを取り入れてる、インスリンポンプにしている、低血糖搬送歴がある…、色々思い浮かびそうですが多分答えは予想外なもの。

答えは 血糖値を1度も測定したことがない患者の割合 です。
 日本で療養生活を送る僕的にはにわかに信じがたいです。「最近全然血糖値を測ってない~」って方はおられるかもですが、1度もないってのはちょっとあり得ないように思っちゃいます。
 国民性もあるでしょうが医療保険制度の違いが大きいのじゃないでしょうか。日本の療養費の問題だってもちろん小さくありませんけど、それでもなんだかんだ国民皆保険で3割負担で支給してもらえます。
インスリンポンプ、CGM、血糖測定器。アメリカは日本にはまだない最新型のデバイスが数多く取りそろえられ華やかな印象があったりしますが、一方で5人に1人はそうして血糖値を測らないとかインスリンはシリンジ注射でとか、そんな患者がまだ数多いってのはちょっと色々考えさせられます。

 でもこう言うのもなんですが できないことはない のですよね。日本は血糖自己測定が保険適応になってからまだ30年も経っていません。インスリン注射は生きるためにどうしてもしなきゃですが血糖測定にそこまでの拘束はありません。血糖コントロールを改善しようとするなら血糖値の推移を確かめなきゃですが、それを求めないなら行う必要はありません。
何を求め何を求めないかはあくまで個人の裁量でしかありません。
 これも国民性なのかもですが、日本では血糖測定を行うことが何かがんじがらめの約束事のようになっちゃってる気がしないでないです。僕は意味のある血糖測定は多くできた方がいいと思ってますし1日5-6回程度測ってますけど、でも殆ど測らない生活をしていた時期もあります。なんで測っていなかったかと言うと単純に測りたくなかったからです。毎日規則的に血糖測定を行う日々をとても窮屈に感じていました。
 測った方が良い理由は多分ほとんどの患者が分かっていると思いますが、測りたくない患者の心情についてはあまり議論されることありません。でも「こうした方がいいからこうしなさい」みたいな押し付けがましい療養指導では成果があがらないのが実際でないかと、自分や周囲の様子からそう感ぜられます。できない理由・そうしたくない理由を解決しないでカタチだけ血糖測定を行っても得られるものは少ないのでないでしょうか。
 そこで今回は「糖尿病バーンアウト」石井均監訳 第7章 血糖測定が嫌いになる10のもっともな理由-では、どうすればよいのか から血糖測定をしたくない心情について書いてみます。(引用は色太字)
(原文の英文サイトはhttp://www.diabetesselfmanagement.com/Pro/BGM/Ten-good-reasons-to-hate-blood-glucose-monitoring/

血糖値が嫌いになる10のもっともな理由 by William H. Polonsky

1.血糖測定器が気分を悪くさせる。
ちょっと前まで日本の糖尿病学会は血糖値コントロール目標を「優・良・可・不可」で示していました。HbA1cや血糖値記録を成績表、血糖値が高いと不良患者と言ったりして。こうした中高年の価値観が現在も糖尿病療養に蔓延しています。

2.血糖測定が無駄に思える。(それは、あなたが血糖測定の結果についてできることは何もないと考えているからです。)
インスリンの調整の仕方がわからない。調整してみたけれども上手くいかない。

3.血糖測定によって自分が糖尿病であることを思い出すが、それについてあまり考えたくない。
何で自分だけこんなことしなきゃならないのか。測定値からも自身が糖尿病患者である現実を突きつけられます。

4.測定器が、あなたができることとできないことを伝え、あなたの生活を支配しているように感じる。
非日常的な運動をすると低血糖、しないのなら高血糖。寝不足だと血糖値が下がらない。インスリンを一旦打ったらその分を食べなきゃいけない。唐突な来客が困る。人混みにも行きづらい。

5.血糖測定すると、友人や家族があなたを煩わすことになる。
友人や家族の前で血糖値測定をすると否が応でも注目されます。「かわいそうねぇ」なんて言われたりして。更にそこで高血糖・低血糖だったら「大丈夫?!?!」とか。正直放っておいて欲しいのですが…。

6.血糖測定の結果が出ても、医療スタッフが何もしてくれない。
時間をかけて血糖値の記録を分析し、検討してもらえているでしょうか。そこから指導・アドバイスを受けられているでしょうか。

7.血糖測定をすることは時々痛みを伴う。
インスリン注射に比較して血糖値測定の際の指先穿刺の方が痛み感じやすいです。痛みの少ない部位を選んでいると次第に皮膚が固くなり採血しにくくなります。

8.血糖測定は不便である。
測定機器も進歩してきましたが、それでも器具の持ち運びは面倒だし時間と手間がとられます。

9.血糖測定にはお金がかかる。
高額な療養費。節約はしたいです。

10.生活に忙殺されて、決まった時間に血糖を測定することができない。
授業中、仕事中、会議中、家事、育児、手が離せない。糖尿病である前に社会を生きる一人の人間です。

どうでしょう。どれも確かにもっともなことに思いませんか?!
僕の心情では①~⑩まで全部ありますね 特に③⑧⑩です。
それが現在測るようになったのは
・患者会や勉強会などに出掛けるようになり療養のモチベーションが上がった。
・インスリンポンプになって調整でできることが多くなった。
・仕事や生活を自分のペースで進められるようになり時間的な余裕ができた。

ってのが大きいでしょうか。ただし多く測るようになっただけで、決して血糖測定が好きになったわけではありませんが
意味のある測定を効率よく行い、少ない血糖測定で成果を挙げられるようにしたいとはずっと考えています。

ちなみに文献の中では次のように方策があげられています。
血糖測定の障害を克服するための4つの方策
1.血糖測定器と真剣に対話する。(理由①③④)
2.血糖値の結果については、期待しすぎないようにする。(理由①②④)
3.血糖値の情報をうまく利用する方法を学ぶ。(理由②⑥)
4.自分の都合に合わせて環境を変える。(理由⑧⑩)

どういったことか考えてみてください。
(文献ではあれこれ書かれていますが、引用ばかりも何ですし…) でも結局答えは皆さんそれぞれの心の中にしかないです。
 僕は血糖測定を行っていなかった以前の自分に対して、今なら色々アドバイスできます。手技的なこと、測るタイミングや回数、測るための環境づくり、などなど。でもきっと素直に受け入れられないと思いますけど。僕は僕みたいなあれこれつべこべ言う人は苦手なので  相性は大事ですねw

もし今血糖測定を不便に感じているなら、ぜひ気持ちを理解してくれそうな医療スタッフに相談するなり、患者会に出る、ブログやSNSで共感できる同朋を探してみるなどしてみてください。 医療スタッフ、1型の先輩・後輩、同じ境遇・同じ思いや考え方。皆さんそれぞれの境遇をよく理解し、血糖測定をより行いやすくできるヒントを持ってる方はきっと何処かにいるはずです。
血糖測定をより快適に行える方法・考え方を
僕も今後まだ追求していきたいですし、同時に様々な境遇や思いがあることも学んでいきたいです

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16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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