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糖尿病と運動 1:生理の話

2011-05-01
シーン:ゴールデンウィーク中の公園
  結婚直近のA夫とB子。幸せ真っ只中にあるはずなのに二人の表情は暗い。

A夫:「なんだよ、この間の問題はもう解決しただろ」
B子:「そう、あの問題についてわね。でもまた新しい問題が発生したの」
A夫:「新しい問題って何のこと・・、いやホントに思い浮かばない」
B子:「私、あなたの事、生理的にムリみたい」
A夫:「!?、生理的って何だ? 理由を言ってくれ、オレのどこが悪いんだ??」
B子:「理由なんてないわ。生理的ってそういうことでしょ」
A夫:「生理って・・、生理的って・・、いったい何なんだ~~」

・・ということで!? 運動療法の第一回目は運動生理の話をします。
何はともあれ生理は基本! 何を始めるにもまず基本からって言いますからね

早速ですが(早速でない?)生理クイズです!!

運動はより多くのカロリーを消費します。そして運動すると血糖が下がります。インスリン治療中のDM患者では血糖が下がり過ぎると低血糖という困った事態に陥ります。でわ、これを避けるために一体どうすればよいでしょうか?

答え:
消費する分のカロリーを補給するというのも完全に間違いではないけれども、消費分のカロリーって案外たいしたことありません。答えはインスリンを減量するです。

 インスリンは血糖値を下げる作用のある唯一のホルモンで、血糖値を上げるホルモンはグルカゴンやアドレナリンなどの抗インスリンホルモンが色々あります。ホルモンの種類の数で言えばインスリンが不利なように見えますが、血糖値が一定に保たれている良い状態では、その時は両者のパワーバランスは均衡がとれています。正常人では食事で血糖値が上昇しやすくなった時はインスリン分泌が増加し抗インスリンホルモン分泌は低下します。反対に、空腹で血糖値が下がりそうになった時はインスリン分泌は低下し抗インスリンホルモン分泌は増加します。

では、運動した時はどうなのか? 運動は血糖を消費する(血糖値が下がりやすくなる)訳ですから、そうですインスリン分泌は低下し抗インスリンホルモン分泌は増加します。

よって生理的にはインスリンの減量が正解ってわけです。血糖値を下げる唯一のホルモンである筈のインスリンが減り抗インスリンは増えるのにどうして血糖値が下がるのか? それはホルモンによらない糖の取り込みがUPするからです。ホルモンは身体の至る所で生理的な役割を果たしていますが、生理的な仕組みを動す作用はホルモン以外でもあります。当たり前の事だけど、案外誤解されやすいトコです。余談ですがインスリンを打つと太るっていうのもよくある誤解です。インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンで脂肪合成作用もあるっていうのはそうなんだけど、ここがポイント! 脂肪合成に関してはインスリン以外のホルモンでも行われます。太る原因はインスリンの作用も多少はあるだろうけど、本質的にはカロリーオーバーが原因です。何でもかんでもインスリンのせいにしてはいけませんよ~ \(^^)

 でも、インスリンの減量ってそのさじ加減が非常に難しく、個人差もあります。
それぞれてんででやってチョーって言ってしまえばそれまでなんだけど、一応ガイドラインや運動強度等による血糖変動のメカニズムなんかの情報があるので次からは文献から引用してその辺の話をします。

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プロフィール

16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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