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も一度学ぼう、インスリン自己注射 2)吸収

2011-07-26
も一度学ぼうインスリン自己注射の第2回目は「吸収」をテーマにお送りします。
「そげなこまんかこと、どうでもよかですたい!!」(←九州(きゅうしゅう)弁)と軽いボケをかましておいて、さっそくと本題に入ります。

今回の参考文献は雑誌糖尿病ケア vol.6 2009の「療養指導おなやみ解決塾」佐藤のvol.15とvol.17から

 文献でインスリン自己注射手技のチェックポイントとして次の4つが挙げられています。
 A:エア抜きが確実かどうか?
 B:注射部位が固定されていて、脂肪肥大になっていないか?
 C:注入器のノブを押し切ってから抜針までの時間はどれくらいか?
 D:刺入部、針先からの液漏れはないか?


では、一つずつ…。
エア抜きについて、私の知っているお医者さん(主治医ではない)が、「インスリン注射の際の消毒や空打ちについて、しなかったからダメだというエビデンス(根拠)はない。だから省いてもいいのだっ!」なんて仰っているのを聞いたことがありますが、ちょっと賛同しかねます。私の使っているインスリンではランタス(ソロスター)では一発目から大体単位通りの量が出てきますが、ノボラピッド(注入器:ノボペンデミ)でインスリン製剤入れ替えた後では10単位近く空打ちしないと液が出てきませんから。(自分だけ??皆そうだよね汗)。また再利用する針の場合などでは針先が詰まってしまっている場合もありますから、1単位でも2単位でもきちんと確認できる量で空打ちした方がいいと思います。たいした手間でありませんからチャチャッっとできてしまいますが、慢性的に所作をするだけでは意味がなく設定した量が出てきているかきちんと確認しましょう!!(←自戒×100) インスリン感受性の高い人ほど慎重に!少量の違いでも効力の違い大きいですからね~。

 脂肪肥大。同じところばかりに注射するなどの理由で、そこの部位に球状の固まりができることがあります。そうした固まりはインスリンボールなんて言われたりもします。案外と多いらしいですね。しこりや固まりなどは自分で確認できることもあるので(脂肪多いほど難しいかも(^_^;))、インスリンの効きが悪いな~って感じる場合は観察したり触ってみたりしてみましょう。また、これはインスリンの種類にも大きく影響を受け、皮下に長時間残るタイプの中間型のインスリン製剤や持効型のランタス(レベミルは作用の仕方が違うので皮下に残留する時間が短い)を使用している場合、特に注意しましょう。私の主治医は診察の度に必ずチェックしてくれています。

 注入器のノブを押し切った後は、インスリンがすべて注入されるまで数秒から数10秒のタイムラグがあるそうです。これは使っている針の種類や個々人によっても違いがあります。注入が不安定な場合には注射針の選択も併せて手技を見直す必要があるかもしれません。そうそう、ゆっくり押そうとしすぎて途中でノブを止めてしまわないように!血液流入の原因になります。

 液漏れも同様。前回の記事で紹介した手技チェックや注射針の再考が対応策です。

 インスリンアレルギーなどインスリンの効果を阻害する因子も数々あります。(アレルギーの場合はインスリン製剤を変更するのが第一ですね)が、セオリーとして一番に疑うべきはやはり注射手技です。ベテランさんほど受け入れが難しいかも知れませんが、以降の生活も長いのですから時折チェックする機会が必要と思われます。

また、注射部位によってインスリンの吸収に差があることもよく知られています。「腹部>上腕>臀部>太腿」の順で吸収が早いとされていますが、これは運動による血流の影響、皮膚温、注射深度などによっても左右されます。一般に吸収が早くて安定している腹部へのインスリン注射が一番推奨されている部位ではありますね。腹部への注射でのもう一つ利点は筋肉注射になってしまった時の及ぼされる影響度の低さが挙げられます。筋肉注射=痛い(>_<)みたいな印象を抱きがちですが、それは筋肉注射に用いられる薬剤が痛みを感じやすいものが多いからみたいです。痛点(痛みを感じるポイント)は筋肉は意外と少なく、気づきにくいもののようですね。私も正直インスリン注射が筋肉注射になってしまった時の感触はわかりません 確実に皮下組織(皮膚上皮と筋肉の間!前回記事参照)に注入できるようにしましょう。でも、皮下注射は静脈注射や筋肉注射に比して吸収がバラつきやすいことも理解しておいたほうがいいかも。将来的には皮下組織からでも吸収されやすいインスリン製剤が開発されることを期待しますが、それまではまぁボチボチやっていきましょう。間違っても早く効かせたいからといって筋肉注射をしないように!筋肉が傷ついた為に起こる疾患も報告されています。あまりおススメはできませんが、早く効かせたい場合は部位を変えたり揉んでみたりするほうがまだマシ(^o^; まーやるべきことをしっかりできてるんなら少々のことは気にしない大らかさが必要になってくるかも、です(^^)

今回の記事について考える最中、診察に行って主治医に部位のこと聞いてみたのですが、主治医曰く「皮膚が変色している患者さん多いけど、その場合の吸収はどうなるんだ?」なんてこと逆質問されてしまいました。インスリン注射中に手を動かしてしまったりしてしまう場合もあるでしょうが、他に肝臓が悪くて出血傾向にあるとか他の体質的な因子もあるかもしれません。文献探しましたが見つけられず…、でも、現在そうなってる人はすぐに主治医に相談してみてね、お役に立てず申し訳ないっす。情報を発見次第報告させていただきたいと思いまっす!

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16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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