スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

も一度学ぼうインスリン自己注射 3)まとめ

2011-08-08
お待ちかね♪「も一度学ぼうインスリン自己注射」の第3回「まとめ」です。
ってか待ってない?いやー自分では結構なヒット企画だと思ったのですけどf(^^;
でも、基本とその理屈を知ること大事だと思います。まー、自分のことについては正直理屈にこだわりすぎだと思いますがw精神論も大事ですが私的には「どうしてそうなるのか?」の理屈を考える方が性に合ってる感じです。何にせよ「知らないよりは知っていた方が得♪」だとは信じてますので懲りずに理屈っぽい記事は続けていきます!

でわでわ、当初は「部位」について書く予定だった今回ですが探してみたらちょこちょこインスリン手技についてまとめられた文献見つけられたので、それぞれの良いとこどりしてまとめてみることにしました。

部位については前々回の記事で「腹部>上腕>臀部>太腿」の順で吸収が早く、運動による血流の影響、皮膚温、注射深度などによっても左右されることをお話しました。
まずはここを少し掘り下げてみます。文献は「インスリン製剤の吸収部位と体内動態」武藤 薬局vol.55 no.12 2004 21-27
インスリン注射の吸収動態を変化させる要因として上記の他に
吸収を促進させるもの: ・注射部位をもむ ・入浴 ・大腿部注射後の歩行等の運動
吸収を遅延させるもの: ・注射部位を冷やす ・喫煙 ・皮下硬結部あるいは皮下脂肪の腫大部位に注射
等があります。
腹壁が吸収が早く、運動の影響も受けにくく、また痛みが少ない等の利点があり、もっともおススメな部位です。でも眠前等に使用する中間型や持効型インスリンでは「早い吸収」が利点とはならないため他の部位に代替しても適当です。私の使用例お話しますと、ほどんど腹部&ランタス朝打ち(2回打ち)の時は臀部という風にしています。上腕部や大腿部はちょっと恐怖心が…でも女性の場合等ではどこでもお腹出して♪って訳にいかないでしょうからねぇ。

皮下組織や筋肉層の厚さは個人差ありますが、文献「インスリン自己注射指導時の指導者側の問題点」プラクティス vol.24(6) 2007 623-625 によれば、上腕の皮下の厚さが日本人では5mm(女性4mm)であり、広く使用されている8mm針でも直角に刺すと筋膜まで達する可能性があることが書かれています。上腕部は注射可能部位の中でも皮下組織層が薄い部位なので他の部位にも増して筋肉注射への警戒が必要と言えます、自己注射の場合は「打ちづらい」ってのもありますしね。ちなみに皮下組織上部の表皮・真皮は合わせて1.5~4mm(ずいぶん開きありますが大概の場合は2mmほど!?)なので例えば5mm注射針(実際は4mm?)を使用した場合2~3mm深さでとどめておくことが出来るので筋肉注射への対処としては充分です。但し服の上から打つ等の理由で針先が表皮・真皮の部位までの到達になってしまった場合は皮内注射となり効きが悪くなるし、また皮内には免疫系・神経系・リンパ系細胞が多いため、疼痛を増したりインスリンの免疫反応(体質的にインスリンが効きづらくなる)を引き起こします。服の上から打ちたい場合は、注射針の長さも配慮しましょう!
最後に「糖尿病療養援助誌上相談室」糖尿病ケア2007 vol.4(8) 68-72から、インスリン注射部位の皮膚トラブルについて。昔の動物由来(牛、豚)のインスリン製剤ではこの問題は随分深刻だったようですが現在の遺伝子組み換えによるヒトインスリンの合成が可能となった現代ではこの問題の発生率は1%未満になっているそうです。ただ通常の体内に循環するインスリン濃度の何百倍もの濃さのインスリンを注入するわけですから、よく言われることですが注射部位を毎回ずらす等(2~3cm)して局所的にインスリンを集中させないことが大事です。痛みを感じやすい部位、感じにくい部位があり、やはり感じにくい部位ばかりに打ちがちになる気持ちは文字通り痛いほどわかりますが、ここは調整してなんとかするしかないですね。インスリン製剤の進歩もあるので、従来から言われているほど皮膚トラブルは起きないんじゃないか?という気もしますが、注射部位にしこりがないか、色調はどうか、膨らんでいないか等は自分でも確認できることなので、ちょくちょくチェックする習慣あった方が宜しいかと思われます。

…とまぁ口ではいくらでも言えますが、私もそんなに注意深く観察しているわけではありません毎日しかも何回もしなければならないことなので、ついつい「なぁなぁ」になってしまいがちですよね。でも理屈をちゃんと知っていれば、気をつけるポイントも少し整理できたのではないかと。。少なくとも自分のためにはなりました♪

次は違うことしまーす。

↓クリックの応援いただけると励みになります!
にほんブログ村 病気ブログ 1型糖尿病(小児糖尿病)へ
にほんブログ村

Trackback

Comment

Post a comment

Secret


プロフィール

16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

インスリンNews

最新記事

検索フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。