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カーボカウントあれこれ

2011-10-20
ブログを本格稼働させてから、半年ちょっとの月日が経ちました。
はじめた当初の数カ月は閑古鳥が鳴いている状態でしたが、訪れて下さる方が徐々に増えてきています。
たくさんの方に興味を持って頂けるのはまっこと嬉しい限りなのですが、私自身あまりそういった欲を持たずに運営してるものですから、最近のアクセス数には正直ちょっとビビっています

 そんな最近何気に思っているのは「カーボの部屋」なんてダッさいタイトルにすんじゃなかったってこと。
大体カーボカウントの話題もそんな取り上げてないですしね
でも「カーボカウント」のキーワードで訪れてくる方々も多いようですし、やっぱり患者にとって関心の高いジャンルなのでしょう。まーまー、私がけっこう大事だと思っている抗インスリンホルモンの話は最近よく取り上げられましたし、自省の念も込めて、これからはカーボカウント関係のネタもちょいちょい放りこんでいきたいと思います!

でわでわ、、今回は文献「糖尿病患者におけるカーボカウントのエビデンス」川村 内分泌・糖尿病科 28(2) 134-140 2009 からの話題をお送りします。

そもそもカーボカウントの概念が広まり出したのは、前回でちょっと触れた1983-1993年の大規模臨床試験DCCT(Diabetes Control and Complication Trial)の発表後。この研究での食事は厳格な制限ではなく許容される範囲内で柔軟性をもたせたものでした。その内容は
1)健康的食品の選択:個人の食事記録から食事プランを作成、食事量の増減からインスリンの調整法の指導も行う。
2)食品交換表:日本にもある三大栄養素のバランスを意識した食事。ただし炭水化物量10~15gごとにインスリン1単位の増減から指導を行った。
3)カーボカウント:炭水化物量だけに注目した指導。炭水化物量10~15gごとにインスリン1単位の増減から指導を行った。
4)総ブドウ糖換算法:炭水化物は100%、蛋白質の50%、脂質の10%はブドウ糖に変換されるとして計算する。ブドウ糖10~15gごとにインスリン1単位の増減から指導を行った。

 カーボカウント以外の食事療法でも、食事中の炭水化物に応じたインスリンの増減方法は指導されており、こうした事実がカーボカウントの考え方を普及させる原動力となったわけですね。
 その後、超速効型インスリン製剤やインスリンポンプの登場により、炭水化物量に適応したインスリンの投与が行えるようになってその勢いはますます強まり、今日に至っています。

 だけども1)~3)はまぁいいとして、4)の総ブドウ糖換算法が気になりますね。現在広まっているカーボカウントにはない考え方です。これは果たして有効なのでしょうか?少し考察してみます。
 仮に2,000kcal(炭水化物1200kcal、蛋白質300kcal 脂質500kcal)の食事で考えてみます。炭水化物、蛋白質、脂質のカロリーは4:4:9で考え、炭水化物300g、蛋白質75g、脂質125g。これを3回の食事に分配して炭水化物100g、蛋白質25g、脂質14g。これに先述の換算係数を当てるとブドウ糖換算量は計114gになります。食品間の誤差があることと蛋白質・脂質がブドウ糖に変換されるまでは数時間かかることも考えると、炭水化物の100gとあんまり変わらないってなる訳ですね そんなこともあってか、炭水化物だけの計算で簡便に行えるカーボカウントの方が広がりを見せたわけですな、うんうん納得。

 でも蛋白質や脂質が食後血糖に全く影響を及ぼさないわけではありません。3)の炭水化物量のみに着目したカーボカウントでも、蛋白質源・脂質源の食事を摂取していた筈。蛋白質・脂質は大体の量をとっておけばいいというのがカーボカウントの基本的考え方なんだと思います。焼き肉食べすぎちゃって高血糖!ってのは大概の患者が経験していると思いますw
 も一つ言っておくと、蛋白質に関してはインスリン依存型と非インスリン依存型で血糖応答が違います。インスリン依存型では蛋白質をそこそこ含む食事をすると血糖応答は高まりインスリン必要量が増えます。非インスリン依存型では蛋白質のインスリン分泌促進作用だかグリセミック・インデックス値の低下だか、なんだかして血糖応答はさほど変化しないことがあります
 最近は非インスリン依存患者でもカーボカウントは糖質制限として広がりを見せていて、様々な情報が流布されていますが、ここらへんの違いがあることにも注意してください(苦笑)いや、適度な糖質管理は絶対に必要だと思いますよ、ただ極端な糖質制限はやっぱり…。

 以上、なんだか久しぶりにカーボカウントを取り上げた「カーボの部屋」でしたw
一応自分の目標としてはブログ記事が100本越えることなので、まだまだしばらくこんなタイトルこんなスタンスで続けるつもりでいます。その後の事は、100本越えてから考えるつもりですが、
さてさて、どうしよーかなー??
作者16の変わり映えのないしょーもない生活をつれづれ語る「16の部屋」なんてどうでしょか!?
って、誰も興味ありませんね、はい。
つーか、この16ていうハンドルネームも実の所、今となっては「ちょっとなー」なんですが(爆)


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16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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