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低血糖とブドウ糖 1)ブドウ糖はどこへゆく?

2011-12-20
今回のテーマは「低血糖とブドウ糖」!

ん~、毎度のことながら地味です。いま時はクリスマス直前だというのに。なんということでしょう。
どうせなら「クリスマスケーキでカーボカウント♪」とか
「イルミネーションに見とれすぎてると低血糖になっちゃいますよ~(゚∇^*) テヘペロ♪」
みたいなことできるといいんでしょけどね~。

…はい、そうです。私、クリスマスには何の予定もございません。

いや、いいんです。少しでも皆さんの低血糖の心配を減らすことができるなら、それで
「小さな事からコツコツと!」
と、「きよし」違いなネタですが!?(若者にはわかんないか(笑))、大事な大事な低血糖のリカバリー♪ まとめてみます!

低血糖になったらどうすればいいか?
yes!そう、ブドウ糖を摂って速やかに血糖を回復させるのがいいです。インスリン治療を行う患者では、大概指導を受けている事と思われます。
でも、あまりに指導が簡略すぎるような気がします。摂ったブドウ糖はどうして速やかに血糖を上げる、またはこの逆で、摂っても上がらないことがあるのはどうしてなのでしょう。

 これは多くの医療者も思い違いをしていることなのですが、摂ったブドウ糖がそのまますんなり血中に移行すると考えがちです。静脈にブドウ糖液注射したならそうですが、経口でブドウ糖を食べる場合は違います。経口摂取したブドウ糖は小腸で吸収され門脈を通り肝臓へと運ばれます。この一連のプロセスをついついすっ飛ばしちゃうのですね。で、ブドウ糖の「一部」は確かにそのまま血中に流出しますが、実は残りの大部分は肝臓に取り込まれます。

 肝臓に取り込まれたブドウ糖は糖新生の基質となりますので、その後の血糖上昇には寄与します。貯蔵があればある程、低血糖になりにくくできるでしょう。ただし速やかな回復のためには、やはり血中に移行するブドウ糖の比率を高める必要があります。なので、低血糖時のブドウ糖補給は高濃度のブドウ糖(他の成分が入っていないという意味、水分のみあった方が吸収促進されます)を摂取し、血中への移行比率を高めることがまず基本となるわけですね。コーラなどの炭酸飲料の摂取を薦められた方も多いと思います、あれは炭酸飲料には高濃度に糖分が含まれていることが多いからです。炭酸が血糖を上げるというわけではありません。

 以上のことでも、結構思い違いされていること多いのですが、実はもう一点大事なポイントがあります。それは低血糖時のインスリン濃度です。病院での指導はすべての糖尿病患者を対象とするためか、単に「ブドウ糖は血糖速やかに上げます」的な指導しか行っていないこと多いと思います。でも考えてみればこれも当たり前のことですが、IDDM(インスリン依存型糖尿病)の患者では、その時々のインスリン濃度がこれまた問題です。インスリン投与量が適正量より多くなればなるほど、低血糖からの回復に多くのブドウ糖を必要とします。肝臓の細胞は他の細胞とは違ってブドウ糖取り込みにインスリンを必要としません。で更に、血中にインスリンが充分あると「血中のブドウ糖は充分あるんだな」と勘違いをしてしまい、肝臓のブドウ糖取り込みを促進し血中への移行は少なくなります

 これは抗インスリンホルモンの分泌を考えない場合なのですが、低血糖を頻繁に起こしていたり、アルコール摂取した場合など、「糖新生」のはたらきが弱まることも多々あるかと思われます。
「~を食べたのに血糖上がらない!どうして~??」
ってな場合では、肝臓でのブドウ糖取り込みの亢進および糖新生の抑制がまず疑われます。
肝臓へのブドウ糖取り込みはある程度されたと考えられるので、再度高濃度のブドウ糖摂取で血中のブドウ糖を増やして下さい。
慌てず、冷静に♪
って、これも実際むずかしいのですけどね…。
でも「?」が解けると、少しは安心できませんか?f(^_^;

次回はもちっと細かく対応を考えてみたいと思います~。

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16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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