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日内変動!!

2012-03-26
Hallo again !!  
さて、予告もなく割とマメにやってたつもりのブログ更新をしばらくお休みしてしまいました。定期的に訪れてくださっている方には心配をおかけしたかも知れません。まずはそのお詫びをm(_ _)m
ブログももう1年ちょっと続けてきましたが、ちょっと自分の実力以上に深追いしすぎて行き詰った感があります。まーでも一応ブログ記事100本越えるまで続けることが始めた当初の目標で、その目標ももう後少しです。追求しすぎた自業自得感もありますが、目処がついた後の展開も考えながら!? 何とか後少し続けたいなーと思っていますf(^_^;

と、久々なご挨拶もそこそこに、今回は血糖値の日内変動についてちょっとまとめてみたいと思います。1型糖尿病療養でよく耳にする「ソモジー効果」や「暁現象」はこれまでサラリと触れたことがありますが、そう言えばまだちゃんとやってなかったですしね

  それではまず「ソモジー効果」と「暁現象」についてご説明します!
 …は、次のサイトに詳しく書かれています(まさかの手抜き…?!(`ロ´;)⇒ 糖尿病サイト club-dm.jp 「暁現象とソモジー効果」

  朝方高血糖だった場合の判別の方法としては、夜中の3時に血糖を測って低血糖ならソモジー効果(⇒基礎インスリン減量)、そうじゃないなら暁現象(⇒基礎インスリン増量)なんてことはよく言われますね。(実際は夜9時から3時間ごと位のデータを把握する必要あると思われますが。)
 最近に入院した1型糖尿病患者なら夜3時の血糖測定を実施された方も多いのでないでしょうか。私が入院してた病院も7-8年前から急に1型患者の夜3時の血糖を測ることになりました。深夜の薄暗い病室のベットの上、何だか気配を感じてうっすら目を明けると、そこには自分の顔めがけて穿刺針を振り降ろそうとする看護師の姿が…。今思い出しても恐怖な体験でありますf(^_^;
(注:看護師さんの深夜帯のお仕事には感謝です(^^))

  どうして3時なのかを考えると、きっと夜中の2-4時に低血糖を起こしやすいという統計的なデータからきているものでしょう。でもこれは現在主流の「ランタス」や「レベミル」といった持効型インスリンが使われ出す以前によく使われていたインスリンNの作用もあると思われます。N製剤は作用時間が半日くらいしか持たず4-6時間くらいで最大作用を示し作用のピークが高めなことが知られています。(しかも同一個体でも効き方にバラつきがある)。私も使用しているランタスはあきらかなピークがなく数日先まで効果が残るとされていますが、実際は5~10時間当たりに弱いピークがあり、このため夜間の低血糖防止には眠前ではなく夕時や朝打ちにすると夜間の低血糖が減少することが統計的に明らかにされています。Nとは違って安定に作用しますが、単位数によって1日持たないこともあり(投与単位が多くなる程作用時間が長くなる)、また夕暮現象(暁現象の夕方番)に対応するため朝晩の2回投与が必要になることもあります。レベミルは3~14時間くらいに最大作用のピークがあることが知られていますが、この事が眠前投与で暁現象に対応するため投与量を多くしても昼間の低血糖の心配を少なくできる利点があります。ただ作用時間が若干短く、身体の小さな小児でも7割が朝晩の2回打ちが必要であったとされるデータがあります。

 はっ、と何だかインスリンネタで脱線してしまいました。話を元に戻します^^; 

改めて。ソモジー効果は低血糖症状の反動で抗インスリンホルモンのグルカゴンやコルチゾールの作用が増強し平常以上に高血糖になってしまう現象のことなのですが、これは必ずしも夜間の3時に限った話ではなく24時間どのタイミングでも起こり得る現象です。食前血糖値が高くてインスリン多めに打ったら、思いもがけず低血糖に!なんてこと、よくありがちですが、この時はまずソモジー現象を疑うのがいいかもです。思いもがけない低血糖はそもそもの低血糖閾値の低下が原因なことが多いのです。(特に低血糖を起こす前の2日間くらいの期間に低血糖がなかったをまず疑ってみることをおすすめします。)特にグルカゴンの反応などは食前注射でインスリン濃度が高まった時は急速に減弱することが考えられます。抵抗性が解除され、しかも低血糖閾値が低下しているところにズドーンな感じになっちゃうわけですね。でもしかし、、
いやー補正ってホントに難しいですよねぇ(水野晴郎風、古い…)

 んで次は暁現象の話。
 ネットの情報なんかでは夜中の3-4時くらいから血糖が上昇し始めるみたいな書き方されていることが多いと思いますが、実はこれは個人差、特に年代によって作用の出方が大きく異なります。(そもそも本態としては成長ホルモンの関与が大きいことが考えられますからね。)
 大体の傾向としては、年代毎に10代なんかはほぼ夜間から朝方までずっと高く、以降年齢とともに作用の波が弱く短くなっていきます。思うに4時くらいからってのは成人後しばらく経ってからの傾向なんじゃないかなー?ままでも、これには個人差もあって人によっては問題にならないくらいのレベルだったり6時くらいから急にインスリン抵抗性が高まったりする場合など様々あります。最近はCGMS(持続血糖測定)でこれをモニタリングすることも可能ですが、SMBGでも条件を同じに時間をずらして、など体系的に行えば検証が可能です。やっぱり自分の身体の反応がすべてですから、安易に情報に振り回されず、柔軟な対応を持って「血糖の流れを点ではなく線(流れ)で捉えることのできる能力」を見につけて行きたいものです、はい。。あ、ちなみに体重が増えるとこれに比例して基礎インスリンの必要量も増えますが、暁現象のこのような動態のために初期の段階としてまず朝方のインスリン必要量が増すことが多いです。自己分泌のない成人患者なら大体体重2kgくらいの増加から総インスリン量の見直しが必要となりますので、ずっと問題なかったのに朝方の血糖が安定しなくなった時などは、まず体重増を考慮してみるのがいいかもです。

 最後に。持効型インスリンの効果については気が向いたらまた取り上げてみたいと思いますが、根本的には日内変動を完全に制御することはちょっと無理ぽいです。この場合、時間ごとの設定が可能なインスリンポンプがもっとも有用な適応でありますが、でも日内変動はホルモン動態ですべて規定されているわけではありません。食生活や運動量(活動量)の見直しでもこれを改善することも少しは期待できます。眠前補食や夕時の軽い運動などが個人にとっては有効な手段となることも多々あります。ポンプに比して、ペン使用ではどうしても基礎インスリンと食前インスリンの作用がぼやけてしまうようなとこありますけど、血糖コントロールは何にせ結果が大事です。そして問題点や反省点があっても、これからの療養にフィードバックしていく姿勢が重要。やっぱりこの病気は人や薬任せだけでは上手くコントロールできません。統計的な情報も取り入れつつも、自分の体質や病態に見合った療養を磨いていきたいものですね♪

 追伸:更新休んでいる間にも拙ブログを訪問し、ボタンをポチしていただけるなどしたことは大変嬉しく思っています。これからちょっと更新の間隔が空くかもですが、ブログはまだ続けるつもりでいます。少しでも皆さんの療養のお役に立ちたいです。改めてよろしくでーす(^_^)/ ではまた~

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  • 2012-06-21│21:54 |
  • [edit]
Re: もしかして?
お久しゅうございます~。最近ブログ放ったらかしになっちゃってまして、はい~(^▽^;

はい、糖尿病学会参加してきました!こんなことなら前もって言っておけば良かったですね~。
秋の大阪のヤングDMカンファレンスには今のところ参加するつもりです!

教えるなどとはおこがましいですが、お会いできましたら是非よろしくお願いします☆
  • 2012-06-21│21:38 |
  • 16(いちろく) URL│
  • [edit]
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  • 2012-06-21│20:54 |
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16(いちろく)

Author:16(いちろく)
T1DM暦14年の世迷い人。2013.6月よりインスリンポンプはじめました。。withノボラピッド⇒ヒューマログ
カーボカウントのこととか、食と健康についていろいろ学んだことを綴ります。
すべてはHappyな未来のために・・・

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